立ち上がれ!! 税務署職員

森友学園問題から、安倍総理を「知らぬ、存ぜぬ」で隠し通した、前の財務省理財局長佐川宣寿氏は、晴れて論功行賞人事で、国税庁長官に就任した。

まさかの人事に国民は驚き、マスコミも長官の就任会見で森友学園問題を質問すべく、手ぐすね引いて待っていたが、あっさりと記者会見中止が発表され、記者クラブのメンバーも騒ぎ始めた。

大学教授などが中心になって組織された市民団体の中には、長官の罷免と辞任を求める署名運動を展開、1万人以上を集めて財務省に提出したが、名簿の中には現職の税務署の職員まで含まれていたと聞いて驚いている。

安倍昭恵夫人付きの女性職員は一等書記官としてイタリアに、また南スーダン戦闘日報隠しの功労者もお隣の中国へ同じく一等書記官として赴任、あまりにも国民を馬鹿にした人事だっただけに、多くの国民が同調する動きも始まっており、全国の税務署職員が立ち上がることに期待したいものだ。

野党も一緒になって署名運動に参加すれば、必ずや党勢拡大に役に立ち、少なくともけ決選挙が10月に行なわれる地域、愛媛、青森、新潟で実施すれば、国民を巻き込んだ選挙運動になる。

愛媛3区・青森4区・新潟5区 ~ トリプル補欠選挙・10月22日

今年の自民党大会で、総裁任期を3期9年に延長した頃、安倍総理は自信満々だったが、「もり・かけ」問題や閣僚の相次ぐ不祥事、現・旧官僚の忖度と暴露問題で支持率は急落した。

内閣改造を断行し、新しいメンバーで3度目の船出をしたものの暗雲は漂ったままで、この後、嵐が吹き荒れることになるのか、それとも薄日が差し始めるのか、10月22日の衆議院補欠選挙の行方に関心が集まっている。

10月10日告示、10月22日投開票となる補欠選挙、当初は3月に亡くなられた白石徹議員の愛媛3区だけだったが、青森4区で木村太郎議員が、また新潟5区では自民党長島忠美議員も亡くなれたことで、急遽トリプル選挙となり、自民党内が慌しくなっている。

補欠選挙は、親族が後継候補に立候補する弔い合戦に持っていくことが、勝ち抜く最強の戦術といわれているが、なにぶんにも有権者の間では、安倍総理の信用度が非常に低いことが難点で、特に愛媛県は、懸案の加計学園獣医学部で新校舎の設計図面が流出し、獣医学棟の最上階に豪華なワインセラーの存在などが明らかにされたため、一段と信頼性が失墜することになった。

その一方で、①愛媛3区は、今治市を含まない。②立候補予定の自民党白石氏、民進党白石氏ともに、獣医学部推進派。③元文部官僚の加戸守行前愛媛県知事は、先月の閉会中審査で、獣医学部新設を擁護応援した。

だから、愛媛3区は自民党が勝つという見方があることも確かだが、192億円といわれる建築費の半分、96億円を今治市と愛媛県が負担しなければならず、予断は許さない状況だ。

岡山理科大学獣医学部 ~ 今治キャンパス

加計学園が運営している大学の中で、定員を満たしているのは岡山理科大学だけといわれているが、今度新設する獣医学部はどうだろうか。

日本国内はすでに少子化に陥っており、私立大学の中には生徒の募集中止を検討している大学もあると聞くだけに、今回これだけ政治問題化された獣医学部に学生が集まるのか心配になってきた。

これまで通り安倍総理のご威光で忖度が働き、来年4月に無事開校できても、卒業生を送り出せるのは6年先で、今度はその時点で国家試験の合格率が話題になるのは目に見えている。

弁護士を増やすために鳴り物入りで各地に開設された法科大学院は、合格率の低い大学院から順に閉校していったことを考え合わせると、これだけマスコミを賑わせた問題の大学だけに、6年後の合格率が話題にならないわけがない。

加計学園が運営するほかの大学は定員割れで苦しい運営が続いており、文科省から補助金が出ているかもしれないが、安倍首相が総理総裁として権力を握り続けられるのは、途中で辞任しない限り、4年後の平成33年までだ。

以降は、大学の実力次第だが、教育者は集まっているのだろうか、定員を充足しているのだろうか。

無い無いづくしの、閉会中審査答弁

論理的な答弁が出来ないと、予てより陰口をたたかれていた安倍総理は、上から目線の高飛車な答弁しか出来なかったが、毎日新聞の世論調査で支持率が26%に下落すると、国民の目を気にしてか、閉会中審査に出席するなど態度を豹変させ、言葉使いも変えた。

ところが一緒に出席した参考人はいずれも、野党の質問に対して「記録に無い」「記憶に無い」の連続で、「よくもまあこれで総理大臣の側近が務まったものだ」と驚きの連続で、終いには無性に腹が立ってきた。

安倍総理は確かに丁寧な言葉使いだったが、あの程度の答弁で内閣支持率が回復するとでも思っているのだろうか。

国民を馬鹿にするにもほどがあり、あれでは読売新聞や産経新聞の世論調査でも20%台に下落するだろう。

昨日は土用の丑の日で、匂いに誘われ食べに行こうと思ったが、客が多く待たされるだけで、昨日や一昨日の国会中継同様に、期待はずれに終わるような気がしたため、日を改めて食べに行くことにした。


自民一強・安倍一強 ~ そして・・

5年前、政権から転落した民主党は、民進党に名前を変えても凋落の一途をたどり、代わりに自民一強となって、自民党の中でも魔の2回生を抱える細田派の安倍総理が誕生し、安倍一強政治が始まった。

一強の力を背景に、総裁任期を3期・9年に延長した安倍総理は磐石な基礎を築いていたが、家柄の良い名家で育った嫁、かつての娘がそのまま年齢を重ねたような、明るい奔放な性格が禍し、立派に築いた堤も崩壊、高かった支持率も一挙に下降線をたどり始めた。

こうした暗転の日々で、「築城3年落城1日」の心境を吐露した安倍総理が、これからどこの病院に入院するのか、マスコミ関係者の間では早くも取り沙汰されているようだ。

内閣改造 ~ できるかな? ~ その2

国と地方は違うというものの、東京都議会議員選挙の惨敗は自民党にとって痛手となり、安倍内閣の支持率は下がる一方で、ついに30%台を割り込み、危険レベルの20%台に突入した。

一方、安倍総理はスケジュール調整に苦慮しているようで、少々旗色が悪くなった7月23日が投開票日の仙台市長選挙は別にしても、翌24日には国会の閉会中審査が衆議院で開催され、さらに25日に参議院で開かれる予定で、加計学園問題について、安倍総理の口から国民に対して、さぞかし丁寧な説明がなされることだろうし、30日には菅官房長官のお膝元である、横浜市長選挙が投開票日を迎え、8月3日に内閣改造を発表することになっている。

だがマスコミは、稲田防衛大臣と山本地方厚生大臣の虚偽答弁を激しく追及することになりそうで、安倍総理を含む3人が果たして持ちこたえられるかどうか、雲行きが怪しくなってきた。

朝倉豪雨 ~ 災害視察

積乱雲が次々に発生する線状降水帯がもたらした朝倉日田豪雨では、特に朝倉地区で24時間に1000ミリという過去最大の降雨量を記録、大きな災害をもたらし、関係者は休日返上で、復旧作業を行なっている。

安倍総理もG20から帰国した翌日には、外遊の疲れをおして被災地を訪れ、早い復旧作業を指示したものの、支持率を上げられるような点数を稼ぐことは出来なかったようだ。

また地元自治体から早い時点で要請を受けた自衛隊は、二次災害が懸念される中で孤立集落の解消に大勢の隊員が懸命の作業を続けたのは言うまでもない。

豪雨が一段落して1週間、緊急を要する作業が終わったのか、自衛隊の一部が撤収を開始した14日、稲田防衛大臣が現地に視察に入ったが、今回は問題となる言動も見られず、マスコミも静かに見守っていた。

安倍総理を筆頭に、関係大臣が次から次に現地を訪問するのは良いが、一方で地方自治体の首長や関係者は対応に追われているもの事実で、空港への出迎えや視察の随行に時間を取られ、応対に疲れているのも実情のようだ。

その一方で、地方議会の先生方の中には、面子にこだわり、出迎えや視察の人選に神経をすり減らすだけで、前向きの仕事が出来ない、しょせん地方議員の器の小ささを見たようで、自民党の実力者であっても、高齢者は現地の人間に迷惑を掛けるだけであり、表には出ないほうがいいだろう。

次なる疑惑が発覚? ~ 菅義偉官房長官!

細田博之衆議院議員を領袖とする細田派、安倍総理を要する自民党最大派閥だが、魔の2回性と呼ばれる問題児も多く、次の内閣改造では猟官運動自粛と派閥会合で発言し、所属議員を諌めている。

8月に内閣改造を実行したい安倍総理は、その前に予算委員会閉会中審査を開き、加計学園問題について国民に丁寧に説明し理解を得て、次なる手を打って生きたい考え。

だが既に留任が決まっている安部総理の懐刀である菅官房長官に、下村博文元文科相の闇献金問題で新たな疑惑が発覚、自らの力だけで乗り越えられるのか、それとも安倍総理がかばうのか、面白い舞台の幕が近々上がりそうで、面白くなってきた。

すべてが遅すぎる ~ 安倍総理の判断

安倍総理はG20への出席を理由に、国会を半ば強引に閉会して昭恵夫人を同伴し渡欧、外遊中も国内情報を入念にチェックしていたはずだが、帰国後に支持率低下を肌で感じたのか、予算委員会閉会中審査に出席することをしぶしぶながら承諾したようだ。

安倍総理本人の出席は認めたが、和泉洋人首相補佐官や関係者7名の出席は拒んでおり、往生際の悪さから支持率はさらに10ポイントは確実に低下、時事通信の発表によれば29.9%を記録、ついに大台を割り込んだようだ。

森友学園問題での渦中の人物の国税庁長官への転出人事に加えて、今度の8月の内閣改造では実の弟である岸信夫衆議院議員を外相として入閣させることを考えているようで、国民が納得できない人事を罷り通らせようとしている。

安倍総理が再び政権を投げ出す瞬間が近づいてくるのを待ち構えている人もいるが、本来受け皿となるべき民進党も音を立てて崩れ去ろうとしており、日本はどうなるのだろう。

内閣改造・・・できるかな?

北部九州は記録的な豪雨で、福岡県朝倉市や大分県日田市では河川の氾濫や土砂崩れなどが多発、21名の犠牲者が出ているが、さらに増える可能性があり、自衛隊などを中心に、懸命な救助活動が続けられている。

一方、G20に出席した安倍総理は、8月上旬に内閣改造を行なうとしているが、50名といわれている大臣病患者の思惑はいろいろ交錯しているようだ。

しかし安倍内閣御用達であり、応援団長の読売新聞でさえ、7月8日と9日に行なった世論調査で、支持率は前回から13ポイント下回る36%に急落、逆に不支持率は前回の41%から52%に急増しており、4年半前の第二次安倍内閣発足以来、最低の支持率となった。

今日10日9時から前川前事務次官の閉会中審査が行なわれているが、内閣改造ができるほどの体力、支持率が残っているだろうか。