カテゴリーアーカイブ: 建設関連情報

西新1丁目と積水ハウス

既に店を閉めていた西新1丁目の、旧・博多もつ鍋「西條」の店舗が、6月28日までの予定で、ただいま解体工事の真っ最中だ。
木造2階建の店舗で、延床面積は171平方メートル。

解体しているのは積水ハウス。
すぐ思い浮かべるのは分譲マンションを建てるのか?ということだが、この西條の店舗だけでは、はなはだ狭いから難しい。

ところで、この店舗の北側に隣接する冨永薬局も既に廃業した。
ここも積水ハウスが購入したかどうかは未確認だが、西條が解体された後に、同じ業者が解体工事にかかるようであれば、積水ハウスが買ったということになる。
しかしそれでも分譲マンションを開発するには狭いし、南北に長い、ウナギの寝床状態だから商品にはならないだろう。

となれば、東隣りで現在も営業している、お魚屋さんとお肉屋さんがどう考えているか、ということになるだろう。
知人が話を聞いたところ、「売らない」ということだったようだ。

さて、積水ハウスはどうするだろうか。
しばらく、コインパーキングにして寝かせておいても十分な資金量は持っており、地場デベロッパーとは体力が違うから、「鳴くまで待とうホトトギス」といくのだろうか。

下は解体中の旧エルモールプラリバ。数年後にマンションに建て替わる。博多もつ鍋西條はちょうどこの建物の裏、クレーンが立っている先の辺り。

逃げ回る、㈱アースフレンドリー ~ 内田康陽代表

久留米市花畑の不動産購入を巡って、筑邦銀行から裁判に訴えられ敗訴した、戸建住宅と太陽光発電システム販売の㈱アースフレンドリー(佐世保市大塔町1730-15)代表者の内田康陽氏に関して、詐欺まがいの話が別の方面からも伝わってきた。

これは、内田氏が平成28年11月に北海道の人物から2000万円を出資金の名目で借り入れ、同29年5月末日で返済予定だったが、期日が来ても返済されず、督促をしても返事を引き延ばされたうえに、最後は連絡も取れなくなる、というもの。

内田氏は佐世保出身でアースフレンドリー本社も佐世保にあるが、久留米市とは関わりが深く、久留米市荒木町に戸建住宅モデルハウスを建築し営業拠点としており、内田氏は実質上久留米市に在住しているようだ。

出資金に関しては、別件で佐世保市に住む兄が経営する不動産会社からも、返済を巡って提訴され、現在も係争中だ。

敗訴した筑邦銀行に対して、資金を返済したとは聞かれず、刑事事件に発展する可能性が高いが、荒木町のモデルハウスの営業活動に関して資金面でクレームは聞かれないため、それなりの資金は持ち合わせている模様。

こうした詐欺まがいの行為で話題を集める内田氏は、武内和男氏の偽名でアースフレンドリー財務部長として活動する、徳川高人氏の指示通りで動いていると指摘されているほどだ。

このままでは、内田康陽、徳川高人両氏による被害者が、今後も現れる可能性が高い。

安全施設㈱・佐賀市~営業停止・指名停止・一般競争入札参加資格認定取消

安全施設㈱(佐賀市大和町川上153-1 代表者西富幸一氏)は、平成28年7月31日基準日の決算書で、借入金などを過小に計上、逆に売上は水増しした粉飾決算書で、官庁に指名願いを提出したことが発覚、佐賀県、佐賀市、そして国土交通省九州地方整備局から、以下処分を下された。

佐賀県 営業停止 45日間 平成29年5月15日から6月28日
佐賀市 指名停止 5ヶ月間 平成29年5月12日から10月11日
九州地方整備局  認定取消 平成29年6月2日

破産申し立てられた㈱リッツ~資産はこうして喰い散らされた~その1

今年3月7日、不動産業の㈱リッツ(福岡市博多区住吉2-16-36 代表者田中允氏)が、第三者破産を申し立てられ倒産した。

これはオーナー経営者が2年前に亡くなった後、後妻の行武吉江氏と、連れ子の坂口大揮氏が、事業を継承するのは法律上の代表者である田中充氏ではなく、自分たち・吉江親子だとして、会社の資産を勝手に処分したことが原因。

第三者破産が申し立てられたのは、これ以上の資産処分を避けるためで、また既に処分された資産がどの程度にのぼるのか確定するため、福岡地方裁判所は破産宣告の前に、㈱リッツが所有する財産の保全命令を出した。

取材してみると、失われた資産はそのほとんどが、いかにも怪しげな方法で処分されており、また売買代金も既存の通帳には記録が残っていず、新たにこしらえた口座を使っているのか、それとも現金で取引したのか、どこかに消えたようだ。

まずメガソーラー建設用地がどうなったか見てみよう。
物件は以下の不動産。

所在:熊本県玉名郡南関町大字関東1494番地
地目:山林
面積:20万2914㎡
坪数に直すと、約6万1489坪

関係者によれば、この物件は、破産した㈱リッツが平成28年4月に地主から購入、経産省や九電とのもろもろの関係書類を整えて太陽光発電所用地として取りまとめ、翌5月に2億円で転売したとされている。
ただし、㈱リッツは短期間での売買でもあり、中間省略で不動産登記簿に名前は出てこない。

ところがこの売買で、摩訶不思議なことが起きたという。
3月18日付けで東京の企業が7億5000万円、また4月18日には福岡市内の企業が5億円で買いたいという商談申込書を提出しているのだ。
吉江親子は、この両社を排除して半値以下の2億円で売却した。
だから少なくとも3億円以上の損害を㈱リッツに与えた、というのが関係者の言い分。

おまけに、関係者が把握している㈱リッツの金融機関の口座で、この2億円の入金記載は確認されていないという。
もっとひどいことに、実際の売却価格は2億円ではなく、6億5000万円だという情報もあり、横領の疑いが限りなくクロい、と関係者は見ている。

次回は、現預金の流れを見てみることにしよう。
ビックリする。

シンワ美創・不渡りか?

㈱シンワ美創(博多区)は、もともと店舗内装工事業者。
昨年末から資金面に関する問合せが急増していたが、どうやら不渡りとなったようだ。
業績悪化の中で内紛が生じ、平成26年5月前代表が解任され、新しく就任した成村康代表のもとで不動産再販事業に軸足を移したものの、当然ながら借入金と支払手形が急速に膨んでいた。

浄水通りにユウベルが結婚式場~施工・積水ハウス福岡マンション事業部

浄水通り沿いにあった旧・メルパルクホールは分譲マンションに生まれ変わり、薬院側にあった旧・九州エネルギー館も現在マンションに変身中で、近い将来、九電記念体育館も積水ハウスのマンションとなるため、福岡市のナンバーワン高級住宅街、浄水通りが積水ハウス通りになったと、かつて地場デベロッパーが嘆いていたのを聞いたことがある。


その浄水通りをさらに南へ200メートルほどいった右手には、旧・キッチンハウスがあったが、これも積水ハウスが購入して建物を解体、更地にしたのが一昨年の夏だった。
そのため、途中にある福岡市中央消防署が天神に移転すると、跡地は入札となり、また積水ハウスが買うのだろうなと思いながら、浄水通りを散策したのが一昨年の10月。


ところがこのキッチンハウス跡地、積水ハウスは分譲マンションを建てないようだ。

広島にあるユウベル㈱が、結婚式場を建てる。
工期は今年7月、竣工は平成30年3月を予定。

敷地300坪余りに建てる結婚式場は、鉄骨造りの地上2階建て、高さ14メートルの建物。
設計は東京の、㈲田中英介デザイン事務所。
施工は、積水ハウス福岡マンション事業部。
仮称・Wグランラセーレ浄水、となる。


上の写真は、浄水通りの、小城羊羹村岡総本舗福岡店

福岡市中央区の大手門では、坪単価・・・万円、白金では・・・万円だそうな。

福岡市の中心部では不動産の動きが鈍くなっている。
これは価格が上がり過ぎ、また建築費も高止まりしているため、仮にマンションを開発しても、採算が取り難くなったことが挙げられている。

中央区の大手門に73坪のコインパーキングがある。
奥行きよりも道路沿いが長い、長方形の敷地。
デベロッパーには人気あるエリアだが、売りに出た価格は坪364万円。
事情通によれば、250万円が相場で、かなり高いということで関心を寄せる向きはなかったようだ。

個人的な印象だが、このコインパーキング、昭和通りと長浜通りを結ぶ筋の途中にあり、周辺よりもかなり高い駐車料金だったはずで、以前駐車しようとして、値段を見てビックリしたので、そのままバックして、魚市場西側に西武ハウスが持っている有料駐車場に入りなおした記憶がある。

不動産オーナーは、関東あたりの不在地主で相場がわからないのか、土地が無い今だからまだ売れると高をくくっているのか、それとも売る気はないのか、ひょっとしたら応相談というシロモノなのだろうか。

また同じ中央区で、西鉄薬院駅の東、城南線の南側の白金に、100坪未満の土地がある。
売りに出ている価格は2億3000万円というから、坪単価は230万円。
この物件は通りをはさんだ向かい側が商業地区で、該当物件は300%の住居地区だという。

だが建っている木造アパート、無人ではない。
1階では店舗が営業しており、2階には一人暮らしの高齢者。
立ち退き費用を考えると、金額がどこまで膨らむかわからず、手を挙げる業者はいないようだ。

不動産業界は売買する物件がないと成り立たない業界。
こうしたイワクつきの物件が噂になるということは、いよいよ不動産バブルが縮小し始めたということだろうか。

悪あがきのリッツ

先日、福岡県民新聞編集部宛にタレコミ文書が届いた。
どうやら㈱リッツ(福岡市博多区住吉2-16-36 代表者田中充氏)関係者のようだ。

㈱リッツは、債権者から第三者破産を申し立てられ、3月7日に破産が確定しており、6月8日の債権者集会に向けて債権を確定するための調査が進行中。
中身は?というと、債権者10人の大半が関係する企業に対するもので、この企業が行なっていた事業の不備を批判するものだったが、文書の日付は約1年前の平成28年2月、おまけに書かれている事柄は既に解決済みの話。

どこから見てもこの文書、㈱リッツの関係者が流した様子がアリアリ。
㈱リッツの資産を勝手に処分したことが、これで正当化できると思ったのだろうか。

光建設工業~新社長就任

鋼構造物工事とメタルビル建築で知られる光建設工業㈱は、事業のさらなる進展を図るため、取締役会長に就いた羽野徹氏に代わり、新たに南部国広氏が代表取締役社長に就任した。

光建設工業㈱
福岡県糟屋郡篠栗町和田1047-5
代表取締役社長 南部国広
取締役会長   羽野 徹

住みたい街ランキング第1位~糸島市・人口が減る?

「住みたい街ランキング」第1位の糸島市は、残念ながら「住んでよかった街ランキング」では第12位にランクを落としている。

ある証券会社がまとめた資料によれば、2035年・平成47年の糸島市の人口は8万7000人を予想、今年3月2日の糸島市役所の公式発表では10万0312人だったから、1万3000人余りが減るということだ。

同じ資料によれば、福岡都市圏で18年後まで人口が増え続けているのは、大野城市、那珂川町、志免町、粕屋町の4つの自治体だけで、福岡市も現在の155万人から147万人に減少するとなっており、糸島市が無策というわけではないのだが、「住みたい街ランキング第1位」と評価されただけに、逆に行政サイドの取り組みの拙さが表面化しているかもしれない。
以前聞いた話しの中には、福岡に比べると水道料金が高いという点があった。

いずれにしても、インフラ整備がやはり一番の問題なのだろう。
前々回でも記載したが、JR新駅舎建設に15億円を投資する計画だが、JR九州に対しては、さらなる提案を行なっているようだ。
筑前前原駅から2駅先の加布里駅まで複線化を進め、間にある美咲ヶ丘団地居住者の利便性をより高め、そして加布里駅地区の再開発を図るというものだ。

50億円を投資して、体育施設の統廃合を進めるよりも、こっちのほうが糸島市民にとってはいいような気がするのだが、どうなんだろう。