カテゴリーアーカイブ: 建設関連情報

菊池環境保全組合

当新聞に1通の告発文書が送付され、開封しての中身は昨年12月に行なわれた、熊本県合志市に新たに建設されるゴミ処理施設に関するものであった。
発注者は菊池環境保全組合で、昨年4月に入札公告を行い4グループが入札に参加、12月26日に総合評価一般競争入札方式で行われ、日立造船を代表とするグループが180億円で落札している。

今回の告発文書には、日立グループの協力企業として名を連ねているA社に問題があるのでは、という内容。
また入札方法も参加の4グループを赤・青・緑・紫と色を付け、グループ名が判らないような配慮も取られているが、この程度の仕組みを見破り、選定委員に知らせるのは営業担当者にとって、簡単な作業と言って良いだろう。

グループ構成の段階でA社は、荏原環境プラントと5回前後の事前協議を行っていたが、途中で荏原プラント側から参加を断られた経緯の情報もあり、逆に入札に失敗した荏原プラントの支店長は、入札後早々に転勤させられたとの噂も聞かれた。

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㈱協和製作所 ~ 指名停止・福岡市

福岡市は下記の通り、競争入札参加停止措置を行なった。

【対象業者】
商号:㈱協和製作所
本社:佐賀市高木瀬西6丁目9-1
代表:藤井 道博
登録:工事(鋼構造物、機械)
内容:平成29年12月12日から平成30年4月11日まで4ヶ月間

【事件の概要】
件名:西区元浜3丁目地内 沖田上井堰改良工事
工期:平成27年11月7日から平成28年2月14日まで
金額:216万円(税込み)
発注:農林水産局農林部農業施設課

【事故および契約違反(事故報告)の経緯】
佐賀労働基準監督署に対し、労働災害の発生場所や発生状況を偽った労働者死傷病報告書を提出したとして、同社および同社代表取締役が佐賀地方検察庁へ送致されたもの。
また本市発注工事において労働災害が発生したにも関わらず、本市監督員へ当該労働災害の通用および事故発生報告書の提出がなく、本市は事故発生を知らされていなかった。

【事故内容】
発生日時:平成28年2月4日(木)15時00分ころ
発生場所:西区元浜3丁目地内
発生状況:接続鉄板(60kg)の取付作業で、人力作業で持ち上げた際に手を滑らせて右足甲部に落とした。
被害状況:作業員負傷(右足中指・くすり指・小指骨折)

●その他
簡単に言うと、福岡市が発注した工事でケガ人が出たにもかかわらず、福岡市に連絡しなかったばかりか、本社がある佐賀の労働基準監督所にも偽りの報告書を提出したとして、書類送検されたもの。
工事金額が216万円だったため、経営規模の小さな会社が、穏便に済ませられるように報告書を偽ったのかと思ったのだが、念のために売上を見てみたら驚いた。
平成28年9月期の売上は16億9494万円、経常利益▲886万円だが、同22年9月期には、売上25億円、経常利益1億7600万円を挙げたこともある、水門や橋梁などのメーカー、おそらく佐賀ではトップクラスではないのか。
おまけに、九州地方整備局からはほぼ毎年、優良施工業者としての表彰を九州一円の河川事務所所長から受けている。
ちなみに、元請工事比率85%のうち、ほとんどが官庁工事。

ところで官庁の指名停止は、各官庁担当者が他の自治体などの指名停止を知ったときに措置が下される。
官公庁では年度末から新年度にかけて、工事が多く発注される時期にだけに、大変だ。
大口得意先の1つであろう、九州地方整備局の動向が気にかかる。

上村建設~役員改選

福岡地区ゼネコンではトップクラスの上村建設㈱(博多区)は、定時株主総会ならびに取締役会において、下記の通り役員が選任され就任した。
代表取締役  上村 秀敏  社長
取締役    五島 明彦  専務
取締役    上村 英輔  常務
取締役    藤貫 芳秀  常務
取締役    上之園 繁樹
執行役員    大浦 祥三郎
執行役員   的野 克美  新任
執行役員   河野 和博  新任
監査役    上村 道子
相談役    安河内 俊弘


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鉄筋が値上げだって!? ~ 生コンも上がるんだぞ!

鋼材価格の標準となっている、東京製鐵の11月20日付け12月分価格表によれば、直径10ミリの異形棒鋼、いわゆる鉄筋、サイズD10は、トン当たり6万6000円で、13ミリから25ミリの、D13からD25が6万5000円となっている。

キロ当たりに直すと、D10が66円で、D13からD25が65円ということ。

どちらのサイズかもらしたが、聞くところによると、福岡ではまだキロ当たり59円で販売されているようだが、久留米地区では鋼材商社がゼネコンに対し、これからはキロ69円の値段に上げますと伝えているという。

久留米地区は福岡地区よりも工事量が少ないはずで、鉄筋を値上げするといわれても、ゼネコンが素直に飲むかどうか、下手すると予算をオーバーしかねず、「ちと待て」、ということになるだろう。

一昨年から昨年にかけて、中国のあちこちの港湾で野ざらしになっていた大量の鋼材は、中国政府の一帯一路政策で消費されており、東南アジア地区ではさらなる鋼材需要が発生し、鋼材需要が高まるとして、国内の鋼材電炉メーカーは強気に出ているようだ。

当然、福岡地区の鋼材商社も値上げを要請することになるだろうが、来年早々からは生コンの値段も上がる予定で、そのほかの建材や人件費も値上げの動きが出てくるだろう。

建築確認申請を見ると、ビジネスホテルや分譲および賃貸マンションの件数が多い福岡地区だが、デベロッパーとゼネコンの建築費のせめぎあいで、着工遅れが出てくるようだと、さて来年の景気がどう動いてくるか・・・わからなくなりそうだ。

福岡地区で、来年1月以降、着工予定の分譲マンション ~ 判明分

かつての福岡地区といえば、ほかの政令都市とは異なり、分譲マンション開発では地場デベロッパーが主導権を握っていたものだがリーマンショックを境に逆転、現在福岡の中心部で開発されている分譲マンションは、東京や大阪の大手デベロッパーが主流で、地場企業といえば、JR九州や西鉄、そして第一交通産業が参画している程度。

来年1月から着工される分譲マンションデベロッパーも顔ぶれを見てみると、大手の上場企業主体。

◆平成30年1月着工予定◆
●積水ハウス㈱(大阪市北区)
仮称:荒戸3丁目計画
場所:福岡市中央区荒戸3丁目358-1
仕様:20戸・12階建
明治通りの向かい側は大濠公園と能楽堂

●㈱LANDIC(福岡市博多区)
仮称:高木3丁目計画
場所:福岡市南区高木3丁目13-1
仕様:83戸・9階建
高木小学校近く、インドアテニススクール大橋東校隣り

●㈱エストラスト(山口県下関市)
仮称:古門戸町マンション計画
場所:福岡市博多区古門戸町171
仕様:52戸・14階建
大黒通りとすこやか通りの交差点南東角

●㈱フージャースコーポレーション(東京都千代田区丸ノ内)
仮称:大濠公園共同住宅計画
場所:福岡市中央区荒戸3丁目78-1
仕様:30戸・9階建
西公園通り沿い

●㈱フージャースコーポレーション(東京都千代田区丸ノ内)
仮称:平尾駅前計画
場所:福岡市南区大楠2丁目338
仕様:38戸・11階建
西鉄大牟田線平尾駅すぐ近く

●穴吹興産㈱(香川県高松市)
仮称:アルファスマート松島
場所:福岡市東区松島1丁目10区10
仕様:67戸・10階建
松島小学校すぐ近く

◆平成30年2月着工予定◆
●㈱プレサンスコーポレーション(大阪市中央区)
仮称:プレサンスロジェ吉塚3丁目
場所:福岡市博多区吉塚3丁目287-6
仕様:48戸・10階建
吉塚小学校近く

●サンヨーホームズ㈱(大阪市西区)
仮称:サンメゾン港2丁目プロジェクト
場所:福岡市中央区港2丁目1-5
仕様・:25戸・14階建
旧・すの子小学校の那の津通りかい側

◆平成30年3月着工予定◆
●東京建物㈱(東京都中央区八重洲)
仮称:西新プロジェクト
場所:福岡市早良区西新4丁目113
仕様:306戸・地上40階建・地下2階
旧・西新プラリバの再開発で、商業施設と分譲マンションに生まれ変わる

12月以降に開発が予定されている分譲マンション ~ 福岡地区・判明分

福岡地区で来月以降、開発が予定されている分譲マンション(判明分)は以下の通り。

ただしこれらの物件は、まだ建築戸数や販売価格、着工時期、などは公表されていない。

●サンヨーホームズ㈱(大阪市西区)
場所・福岡市早良区干隈5丁目15-20
現況・更地

●㈱プレサンスコーポレーション(大阪市中央区)
場所・福岡市博多区吉塚3丁目16-14
現況・旧建物解体中
期間・平成30年1月31日

●㈱プレサンスコーポレーション(大阪市中央区)
場所・福岡市中央区薬院2丁目13-2
現況・旧建物解体中
期間・11月22日

●積水ハウス㈱(大阪市北区)
場所・福岡市中央区高砂2丁目10-13
現況・旧建物解体中
期間・12月16日

●積水ハウス(大阪市北区)
場所・福岡市中央区大名2丁目12-5
現況・旧建物4棟解体中
期間・平成30年2月28日

●㈱アライアンス(福岡市中央区)
場所・福岡市南区大橋4丁目29-30
現況・更地

●㈱アライアンス(福岡市中央区)
場所・福岡市南区大橋4丁目29-4~7
現況・旧建物解体中
期間・12月25日

●㈱マリモ(広島市西区)
場所・福岡市博多区博多駅南2丁目3-39
現況・更地

●㈱長谷工コーポレーション(東京都港区)
場所・福岡市中央区桜坂1丁目15-9
現況・旧建物解体中
期間・12月22日

●㈱タイヘイ(北九州市小倉北区)
場所・福岡市博多区板付5丁目12-28
現況・旧建物解体中
期間・12月30日

福岡市で11月以降に着工されるビジネスホテル

福岡市で毎月2回公表されている、建築計画を公表する標識設置届出状況を見ると、建築案件はマンションと木造アパートとホテルの3つに大別される。

10月と11月に公表されたホテル建築計画と、事業主体は以下の通り。

【10月】
●JR西日本不動産開発㈱
仮称・博多駅前NKビル
11階建・延床面積4462.56㎡
着工・平成29年11月
建築・イチケン

●東宝
仮称・天神東宝ビル
12階建・延床面積7624.62㎡
着工・平成30年1月
建築・竹中工務店

●HISホテルホールディングス㈱
仮称・福岡中洲5丁目ホテル
8階建・延床面積2942.18㎡
着工・平成29年12月
建築・大和ハウス工業

【11月】
●㈱ウェルホールディングス
仮称・ホテルウェルブライト大博町
5階建・延床面積816.76㎡
着工・平成30年2月

●㈱TAKADA(太宰府市通古賀)
仮称・春吉2丁目ホテル計画
4階建・延床面積797.08㎡
着工・平成29年11月

●大和情報サービス㈱
仮称・FP HOTELS福岡博多キャナルシティ前
8階建・延床面積1437.86㎡
着工・平成30年1月

●アーバンライフスタイルホスピタリティ㈱
仮称・HAKATA冷泉町
5階建・延床面積969.37㎡
着工・平成30年1月



 

福岡市営地下鉄 ~ 福岡空港国際線ターミナル延伸構想・後編!

それではどこからこういった話が浮上し、一人歩きし始めたのか。前編はコチラから。

今年9月15日、国土交通省は、「福岡空港民営化に向けた運営事業者選定で3企業連合が1次審査を通過した」と発表した。

これを報道した新聞記事のなかで、「福岡空港は国内線と国際線の乗り継ぎや、国際線の路線拡充などが課題とされており、企業連合には海外で実績がある空港運営会社や投資会社が参加していた。」とあったことから、地下鉄延伸の期待が大きく膨らんだようだ。

ところが、検証してみるとかなり厳しい。

地下鉄空港線の東比恵駅から国際線ターミナルまでは、直線距離で約1.5キロメートルだから、七隈線博多駅延伸距離とほぼ同じ。

だが、地下鉄空港線と七隈線は、乗ってみればわかる通り、規格がまったく異なる。

七隈線博多駅延伸工事は約450億円の総工費だが、空港線を国際線ターミナルまで延伸するとしたら、倍近くになるかもしれない。



ましてや、博多駅から筑紫通りの下をもぐり、山王公園経由で国際線ターミナルまで、という路線は、仮に安い七隈線規格でも、距離が約3キロメートルだから1000億円近い投資が必要であり、論外。

福岡空港の運営事業者は、少なくとも総事業費が2000億円を越える投資額であるため、旅客数を増やし、空港運営収入を増やそうと、交通の利便性を高めようとは思うだろうが、運営事業者が多くの資金を投資して、福岡市に地下鉄運行を委託するということはありえない。

10月13日の記事と同じように、結論として「延伸計画は無理!」ということだ。前編はコチラから。

 

 

福岡市営地下鉄 ~ 福岡空港国際線ターミナル延伸構想・前編!

先日、10月13日に掲載した記事では、「地下鉄延伸事業はおそらくこの七隈線博多駅延伸工事を最後に、終了ということになるのだろうか。」と結論づけたが、延伸工事を待ち望む方々がおそらくたくさんおられるのであろう、前回記載した延伸計画とはまったく別の構想が表面化してきた。

博多駅と福岡空港国際線ターミナルを結ぶ構想だ。

平成27年に福岡空港を利用した旅客数2097万人のうち、国際線利用は436万人で、ともに3年連続、過去最多を更新した。

平成26年は空港利用旅客数1970万人に対して、国際線利用が347万人だったから、単純計算でいくと、国際線を利用した旅客の増加分が、福岡空港利用旅客数を底上げしたということ。



だが、この436万人のほとんどが福岡近郊にお住まいの方々で、車でプラ~ッと来て、海外に旅立つということは、まったくありえない話であり、国内線で福岡に到着し、国際線に乗り換える、または国際線で福岡に到着、国内線に乗り換え全国へ、ヒトが流れると考えるのが当たり前。

皆さんご存知のように、福岡空港で現在建替え中の国内線ターミナルと、18年前に建てられた国際線ターミナルは、1本しかない滑走路を挟んで東と西に別れている。

これを結んでいるのが5分から8分間隔で運行されているシャトルバスで、西鉄バスが運行しており、当然ながら無料。

前置きが長くなった、話を元に戻そう。

博多駅福岡空港国際線ターミナル延伸構想が浮上してきたのだ。

ところがこの延伸構想、関係者に取材しても、「聞いていません」という答えが返ってくるばかり。

なぜならこの延伸化構想、福岡市が策定した地下鉄計画案の中にはまったく出てこないのだから、当然といえば当然のこと。

それではどこからこういった話が浮上し、一人歩きし始めたのか。



編はコチラから。

福岡市営地下鉄七隈線 博多駅延伸事業 ~ さらには環状線化構想!?

昨年11月に発生し、世界中で話題を集めた、いわゆる「博多陥没」により、地下鉄七隈線博多駅延伸工事はストップしたままで、今年6月から9月まで地質調査を行ない、今月4日に技術専門委員会が開かれたようだが、工事がいつから再開され、当初の平成32年度開通予定がいつ頃になるか、現時点では明らかになっていない。

ところで、福岡市地下鉄構想は当初、環状線化もあったようだ。



まず、地下鉄1号線の姪浜駅から石丸、野方を経て七隈線橋本駅と接続する構想。

七隈線には、いくつか枝線の構想があり、梅林駅付近から分かれて、花畑、長住、野間地区を経て博多駅と接続するという構想。

また七隈線天神南駅から中洲川端を経由して、博多港のウォーターフロント地区を結ぶ路線があり、一つ手前の渡辺通駅から住吉を経て博多駅と連絡する構想もあった。

しかし、天神南駅からキャナルシティを経て博多駅を結ぶ、僅かに1.4キロメートルの総事業費が450億円ということを考えると、上記の4本の延伸構想は構想止まりでしかなさそうだ。



アイランドシティへの乗り入れ構想もあるようだが、こっちも無理。

それよりも東区は、西鉄貝塚線との相互乗り入れ案の方が先決問題のはずだが、西鉄は採算面を考えて、10年前に津屋崎~新宮間9.9キロメートルを廃止、新宮~貝塚間11キロメートル・10駅とし、宮地岳線の呼称を貝塚線に変えた。

仮に、この貝塚線に地下鉄が相互乗り入れすることになると、まず多々良川にかかる名島橋梁は大丈夫?という声が聞こえてきそうだが、平成20年に地下鉄車両でも走行可能という結果が出ている。

次に問題になるのが総工費で、同じく平成20年当時の試算によれば、中州川端駅折り返しで220億円、天神駅折り返しで260億円。

ちなみに、西鉄貝塚線の駅間距離は平均1.2キロメートルで、地下鉄2号線は782メートル、この当時で、JR鹿児島線や地下鉄2号線の利用者は増加していたが、西鉄貝塚線は微増に止まっていたようで、だからといって、駅を増やそうとすれば、さらなるコストアップになる。

採算性を考えると、いかに市営とはいえ、簡単に着工できるような金額ではないため、こっちも無理。

となれば、地下鉄延伸事業はおそらくこの七隈線博多駅延伸工事を最後に、終了ということになるのだろうか。

油山の梅林地区 ~ 10万坪が10億円!

福岡大学病院の南側を走る外環状線、梅林駅入口交差点から南側に下って概ね500m、左側に浄土真宗梅林山菩提寺があり、さらに100mほど行くと写真のような立入禁止の立看板がある。

その先一帯、福岡大学を見下ろす城南区大字梅林の山林、約10万坪が売りに出されているようで、価格は10億円。

だが油山の北斜面の一角を占めるこの不動産、昭和の時代から度々売却話が出てわれているほどのいわくつきの物件のようだ。



上は、三好市東祖谷、落合集落。チョット目には、油山の北斜面の一角を想像出来ないこともない。

話を戻して、この10万坪の土地、もちろん多数の枝番に分かれ、所有者も多そうなのだが、いくつかの不動産を確認してみたところ、中の1つの所有者は徳島県三好市の㈱セイワ、購入時期は平成24年で、それまでに所有者が転々としており、福岡県や福岡市の税の滞納を原因とする差押や仮差押、さらに一般企業からの差押や仮差押も設定された形跡があり、明らかに「土地ころがし」の気配が濃厚。

おまけに、今回の買い手と目されている企業は、過去にも2回ほど所有者として名前を連ねているところから、今でも「土地ころがし」が続いている可能性がある。

さらに現所有者である三好市の㈱セイワが委託したのかどうか不明だが、売買話を持ち歩いている企業が本社を置いているのは東京都千代田区一番町、さらにその企業には政治家への口利きで有名な人物が社員として在籍している模様。

ちなみに、再開発が始まっている、福岡県所有の旧・ふくおか会館は、お隣の千代田区麹町にある。

この物件、油山の斜面だけに、市街化調整区域からはずさないことには開発ができないことから、彼が存在するということで、暗にはずすのは簡単なんだよ、とアピールする狙いがあるのか、それともさらなる深遠某慮が存在するのか、現状ではまだチト不明。



上は油山から福岡市西部方面を望む。

福岡高速・アイランドシティ線 ~ 工事中

福岡市の一大プロジェクト、福岡高速6号線、仮称アイランドシティ線が平成32年度の開通を目標に昨年から工事が進められている。



写真でもよくわかるように、福岡高速1号線、香椎浜1丁目ランプ付近からイオンモール香椎浜や香椎浜北公園の海沿いを通り、アイランドシティの本通りである、香椎アイランドブリッジを経て、福岡こども病院の近くの仮称アイランドシティランプまで、約2.5km、総工費292億円の大型工事。

現在進行中の工事は、香椎アイランドブリッジに平行して若築建設が建築中の架橋と、香椎浜1丁目ランプ付近の分岐点での基礎工事。

ただしこのアイランドシティ線は、天神方面にしか接続されないためご注意を、また料金は1号線に合流後の名島料金所で支払うことになる。

アイランドシティには、すでにいくつものタワーマンションや賃貸マンションが建ち並び、また戸建住宅団地も完成しているが、さらなるタワーマンション建築計画もあって、将来的には2万人弱が住む街となる予定。

新設されるランプ近くで、既に完成している福岡こども病院や新青果市場に加えて、福岡市総合体育館や西鉄がマンション・商業施設・交通ターミナルの複合施設を近々着工する計画で、福岡高速6号線・アイランドシティ線の完成に大きな期待が寄せられている。

東区和白の塩田跡地 ~ 塩浜地区に大型商業施設が・・・!

アイランドシティに面した、塩浜地区に大型商業施設が開発されるようだ。

塩浜地区は文字通り、かつての塩田跡であり、約30ヘクタールにものぼる敷地は、市営地下鉄工事で排出された土砂置き場として利用され、地盤も安定したことから、西の奈多側には福岡工業大学の野球場が建築されている。

計画では海に面したエリアに商業施設が進出、北側のJR海ノ中道線に接する地区には戸建住宅団地が開発される模様だが、開発エリアと和白・奈多地区を走る県道59号線との間を、JR海ノ中道線が平行して走っているため、接続に難がありJR九州との調整が今後必要となる。

同地区は市街化調整区域であり、調整見直しは平成32年まで待たなければならないといわれているが、やり手の高島市長が控えているだけに、案外と計画推進は早いと期待する声が高くなっている。



写真は塩浜側から見た、JR海ノ中道線踏み切りと県道59号線

篠栗町の大型の戸建住宅団地開発

粕屋町と篠栗町は隣接しているにも関わらず、片や人口が増加しており、一方は減少中ということもあり、篠栗町に大型の戸建住宅団地を開発する計画が浮上しているようだ。

篠栗町役場の北側、多々良川を渡った、201号線高田交差点の南西角がその場所で、現在はまだ田圃、9棟の分譲マンションが建ち並ぶ、ベンタナヒルズ篠栗にもほど近い距離にあり、100戸を越える大型団地の模様。

ただ、構想は端緒に付いたばかりで行政との調整は今から、さらにその後、測量地質調査を経て開発行為の申請になるため、完成は平成32年過ぎの様子。

篠栗町といえば、分譲マンションのベンタナヒルズや、九州八重洲興業が開発した戸建団地が完成して既に30年近くが経過しているだけに、久々の大型住宅団地開発に期待が掛けられている。

 

天神ビッグバン ~ 大名小学校跡地開発

国内の政令都市の中でも、福岡市は高島宗一郎市長が次々に大きなプロジェクトを打ち上げ、いまや羨望の都市になっているようだ。

都心部再開発の決め手と期待されている「天神ビッグバン」、その中核になっているのが大名小学校跡地開発で、担い手としては地元企業グループや東京資本のグループなど、複数の企業体が構想を練っている真っ只中だが、ここにきて西日本鉄道を中心とするグループが急速に浮上してきた。

旧大名小学校が明治通りと直接接しているのはごく僅かで6メートル程度、その両側の中央消防署大名出張所と、現在は閉鎖されている市立青年センターを加えると65メートルとなり、さらにこの西側にあるオンワード樫山ビルが一体化して再開発されれば、間口は一挙に100メートル余りとなる。

大名小学校の東隣りで西鉄グランドホテルを経営している西日本鉄道が、そのオンワード樫山ビルを63億円で購入した。

そうなると次に注目が集まるのは、どこが建築するのかというところだが、なかなか売れなかったアイランドシティの広大な土地を購入して分譲や賃貸マンションを相次いで開発し、福岡市は足を向けて寝られない、頭が上がらない、積水ハウスグループが受注すると噂されている。

㈱諒設計 ~ 指名停止・福岡市

福岡市は下記の企業に対し、競争入札参加停止措置を行った。

【対象企業】
商号:㈱諒設計
本社:福岡市中央区天神2丁目7-21
代表:石丸 昌夫
登録:委託(建築設計、建築物等点検)
期間:平成29年8月30日から11月29日まで、3ヶ月間

【概要】
契約部課:教育委員会教育環境課
契約件名:博多中学校講堂兼体育館内部改造そのた工事ほか1件
契約金額:103万6800円(税込み)
履行期間:平成29年6月28日から工事完了受渡日まで
契約解除の経緯:
管理技術者の変更(確保)が困難であるため、当該業務の続行が出来ないとの申し出があり、契約解除を行なった。

伊都営業所新設 ~ 昭和自動車

福岡県内はバス路線の大部分を西鉄バスが独占しているが、福岡市西区の長垂山から叶岳、そして日向峠(ひなたとうげ)にかけた山系の西側、つまり今宿、周船寺、糸島市方面は、唐津に本社を置く昭和自動車(金子隆晴社長)のエリア。

このため、長垂山-日向峠ラインの東から、西鉄バスが九大伊都キャンパスまで走っているが、乗客はこのラインを越えたら、終点の伊都キャンパスまで途中下車できないはずで、唐津方面から昭和バスが博多駅に向う際に、このラインを越えた福岡市内で下車できないのと同じ。

ところで、昭和自動車はJR九大学研都市駅北口のすぐ隣りに車庫を持っているが、いまでも駅の周囲の西都地区には、新しい建物が次々と建て込んできているだけに、近い将来移転しなければならないことは確実。

そのためもあるのか、九州大学伊都キャンパス北門近くに、約1万平方メートルの土地を造成中で、約2600平方メートルの敷地に営業所や車庫を建設する計画、完成すると大型バス約50台が駐車可能となる模様。

下の写真のように、工事はまだ立木などの伐採と造成が始まったばかりの段階で、整地後は糸島地区トップのゼネコン、㈱へいせい(西原幸作社長)が建物を建築、来年6月完成予定。

逃げ回るアースフレンドリー ~ 内田康陽氏・第3弾

戸建住宅販売と太陽光発電システムの㈱アースフレンドリー(内田康陽代表)は、本社がある佐世保と久留米の近郊が商圏だと思っていたが、どうやら一時期、東京にも支店を出していた様子。

それでは、何のために東京に出て行ったのだろう。

ごく単純に考えると、市場規模が九州よりもケタ違いに大きい東京および関東地区で、主力業務の太陽光発電システム販売を拡大するため、ということになるが、本当のところは、東京の金融機関から資金調達を図るために支店を置いた、というのが正解のようだ。

ところが知名度もなければ実績も無い、また特別な永田町の引きがあるわけでもない、九州の片田舎、佐世保に本社を構える太陽光発電システム販売会社に、金融機関がプロパーで、つまり金融機関の自己責任で、自行の資金を貸し出しするはずがないことぐらい、武内和男こと徳川高人氏は十二分に理解していたはず。

だから金融機関に対しては、東京都信用保証協会を利用した代理貸、(つまり金融機関が融資した資金は保証協会の保証付きで、焦げ付くことは無い)、での融資を申し込んでいたようだが、わざわざなぜ東京で?という、初歩的な質問に明確に回答できなかったのだろう。

簡単に言えば、言いくるめられなかったのだろう、長崎県信用保証協会、もしくは福岡県信用保証協会を利用されたほうが、と逆に説得されたのかもしれない。

ただし、東京での動きの中心は内田康陽氏で、武内和男こと徳川高人氏は、久留米の花畑の不動産を巡って、筑邦銀行と争っている真っ最中だったから、福岡からのアドバイスだけに止まっていたのかもしれない、あくまでも想像であり、根拠はまったく無い。

資金調達に失敗したことから、最初は東京都渋谷区恵比寿西1丁目8番13号(平成27年4月3日)に置かれ、翌28年4月8日、豊島区西池袋4丁目20に移転したアースフレンドリー東京支店は、既に引き払われており、登記が残っているだけの模様。

佐賀銀行 ~ 社宅をいくつか売却へ

佐賀銀行の陣内頭取は先月31日の記者会見で、佐世保市本店の親和銀行を傘下に置く「ふくおかフィナンシャルグループ」に、長崎市本店の十八銀行が加わることに難色を示す公正取引委員会に対し、県単位ではなく、北部九州という広域で判断して欲しいと苦言を呈していたが、佐賀銀行はどこの銀行とホールディングス化するのだろうか。

かつての福岡シティ銀行のように、福岡銀行と合併するといわれていたにもかかわらず、急転直下で西日本銀行と一緒になったように、まさか・・・十八銀行と佐賀銀行がくっついて、「肥前フィナンシャルホールディングス」になることは・・・無いですよね。

佐賀銀行は、福岡市中央区今川1丁目にある今川社宅ほか数ヶ所を売却の方針で、近々入札するという。

㈱信栄電設 ~ 指名停止・福岡市

福岡市は下記の企業に対して、競争入札参加停止措置を行った。

【対象企業】
商号:㈱信栄電設
本社:福岡市東区松嶋3丁目14-7
代表:山内 秀俊
登録:工事(電気C)
期間:平成29年8月21日から10月20日までの2ヶ月

【概要】
件名:平成29年度市営福浜住宅6棟避雷針更新電気工事
開札:8月8日
金額:322万7000円
経緯:
上記業者を落札者として決定していたが、後日、入札金額の誤りによる契約辞退の申し出があり、契約締結に至らなかったもの。

伊都キャンパス南口~「国際村」と商業施設

平成30年度で全面移転が完了する九州大学伊都キャンパス周辺では、学生向け賃貸マンションなどの建築が相次いでいる。

ただ、これまで工学部や農学部、理学部がある伊都キャンパスウエストエリアには糸島市側から直結するルートが無く、泊地区に居住する学生や職員は、福岡市側にある正門まで遠回りして、センターエリアを経由してウエストエリアに通わなければならなかったが、昨年10月に泊地区からウエストエリアまでを結ぶ道路が完成、南ゲートが開通した。

これで通学時間は、遠回りの約30分から、わずか10分程度に短縮され、これを受けて、泊地区では新たな不動産開発が始まった。

泊地区は福岡市西区元岡から志摩町へ向う道路沿いにあり、地ビールで有名な浜地酒造・杉能舎を経て、元岡幼稚園を過ぎると直ぐに南ゲートがあり、そこから西側が泊地区になる。

この一帯、泊桂木地区24ヘクタールに民間主導で「国際村」、文字通り、留学生向け150戸の住宅と、外国からの研究者向けゲストハウス50戸の建築が開始されており、また新しく商業施設も建設される。

現在は水田が広がっているが、数年後は新しい街並みに変身していることだろう。

西新1丁目と積水ハウス

既に店を閉めていた西新1丁目の、旧・博多もつ鍋「西條」の店舗が、6月28日までの予定で、ただいま解体工事の真っ最中だ。
木造2階建の店舗で、延床面積は171平方メートル。

解体しているのは積水ハウス。
すぐ思い浮かべるのは分譲マンションを建てるのか?ということだが、この西條の店舗だけでは、はなはだ狭いから難しい。

ところで、この店舗の北側に隣接する冨永薬局も既に廃業した。
ここも積水ハウスが購入したかどうかは未確認だが、西條が解体された後に、同じ業者が解体工事にかかるようであれば、積水ハウスが買ったということになる。
しかしそれでも分譲マンションを開発するには狭いし、南北に長い、ウナギの寝床状態だから商品にはならないだろう。

となれば、東隣りで現在も営業している、お魚屋さんとお肉屋さんがどう考えているか、ということになるだろう。
知人が話を聞いたところ、「売らない」ということだったようだ。

さて、積水ハウスはどうするだろうか。
しばらく、コインパーキングにして寝かせておいても十分な資金量は持っており、地場デベロッパーとは体力が違うから、「鳴くまで待とうホトトギス」といくのだろうか。

下は解体中の旧エルモールプラリバ。数年後にマンションに建て替わる。博多もつ鍋西條はちょうどこの建物の裏、クレーンが立っている先の辺り。

逃げ回る、㈱アースフレンドリー ~ 内田康陽代表

久留米市花畑の不動産購入を巡って、筑邦銀行から裁判に訴えられ敗訴した、戸建住宅と太陽光発電システム販売の㈱アースフレンドリー(佐世保市大塔町1730-15)代表者の内田康陽氏に関して、詐欺まがいの話が別の方面からも伝わってきた。

これは、内田氏が平成28年11月に北海道の人物から2000万円を出資金の名目で借り入れ、同29年5月末日で返済予定だったが、期日が来ても返済されず、督促をしても返事を引き延ばされたうえに、最後は連絡も取れなくなる、というもの。

内田氏は佐世保出身でアースフレンドリー本社も佐世保にあるが、久留米市とは関わりが深く、久留米市荒木町に戸建住宅モデルハウスを建築し営業拠点としており、内田氏は実質上久留米市に在住しているようだ。

出資金に関しては、別件で佐世保市に住む兄が経営する不動産会社からも、返済を巡って提訴され、現在も係争中だ。

敗訴した筑邦銀行に対して、資金を返済したとは聞かれず、刑事事件に発展する可能性が高いが、荒木町のモデルハウスの営業活動に関して資金面でクレームは聞かれないため、それなりの資金は持ち合わせている模様。

こうした詐欺まがいの行為で話題を集める内田氏は、武内和男氏の偽名でアースフレンドリー財務部長として活動する、徳川高人氏の指示通りで動いていると指摘されているほどだ。

このままでは、内田康陽、徳川高人両氏による被害者が、今後も現れる可能性が高い。

第2弾はコチラへ

安全施設㈱・佐賀市~営業停止・指名停止・一般競争入札参加資格認定取消

安全施設㈱(佐賀市大和町川上153-1 代表者西富幸一氏)は、平成28年7月31日基準日の決算書で、借入金などを過小に計上、逆に売上は水増しした粉飾決算書で、官庁に指名願いを提出したことが発覚、佐賀県、佐賀市、そして国土交通省九州地方整備局から、以下処分を下された。

佐賀県 営業停止 45日間 平成29年5月15日から6月28日
佐賀市 指名停止 5ヶ月間 平成29年5月12日から10月11日
九州地方整備局  認定取消 平成29年6月2日

破産申し立てられた㈱リッツ~資産はこうして喰い散らされた~その1

今年3月7日、不動産業の㈱リッツ(福岡市博多区住吉2-16-36 代表者田中允氏)が、第三者破産を申し立てられ倒産した。

これはオーナー経営者が2年前に亡くなった後、後妻の行武吉江氏と、連れ子の坂口大揮氏が、事業を継承するのは法律上の代表者である田中充氏ではなく、自分たち・吉江親子だとして、会社の資産を勝手に処分したことが原因。

第三者破産が申し立てられたのは、これ以上の資産処分を避けるためで、また既に処分された資産がどの程度にのぼるのか確定するため、福岡地方裁判所は破産宣告の前に、㈱リッツが所有する財産の保全命令を出した。

取材してみると、失われた資産はそのほとんどが、いかにも怪しげな方法で処分されており、また売買代金も既存の通帳には記録が残っていず、新たにこしらえた口座を使っているのか、それとも現金で取引したのか、どこかに消えたようだ。

まずメガソーラー建設用地がどうなったか見てみよう。
物件は以下の不動産。

所在:熊本県玉名郡南関町大字関東1494番地
地目:山林
面積:20万2914㎡
坪数に直すと、約6万1489坪

関係者によれば、この物件は、破産した㈱リッツが平成28年4月に地主から購入、経産省や九電とのもろもろの関係書類を整えて太陽光発電所用地として取りまとめ、翌5月に2億円で転売したとされている。
ただし、㈱リッツは短期間での売買でもあり、中間省略で不動産登記簿に名前は出てこない。

ところがこの売買で、摩訶不思議なことが起きたという。
3月18日付けで東京の企業が7億5000万円、また4月18日には福岡市内の企業が5億円で買いたいという商談申込書を提出しているのだ。
吉江親子は、この両社を排除して半値以下の2億円で売却した。
だから少なくとも3億円以上の損害を㈱リッツに与えた、というのが関係者の言い分。

おまけに、関係者が把握している㈱リッツの金融機関の口座で、この2億円の入金記載は確認されていないという。
もっとひどいことに、実際の売却価格は2億円ではなく、6億5000万円だという情報もあり、横領の疑いが限りなくクロい、と関係者は見ている。

次回は、現預金の流れを見てみることにしよう。
ビックリする。

シンワ美創・不渡りか?

㈱シンワ美創(博多区)は、もともと店舗内装工事業者。
昨年末から資金面に関する問合せが急増していたが、どうやら不渡りとなったようだ。
業績悪化の中で内紛が生じ、平成26年5月前代表が解任され、新しく就任した成村康代表のもとで不動産再販事業に軸足を移したものの、当然ながら借入金と支払手形が急速に膨んでいた。

浄水通りにユウベルが結婚式場~施工・積水ハウス福岡マンション事業部

浄水通り沿いにあった旧・メルパルクホールは分譲マンションに生まれ変わり、薬院側にあった旧・九州エネルギー館も現在マンションに変身中で、近い将来、九電記念体育館も積水ハウスのマンションとなるため、福岡市のナンバーワン高級住宅街、浄水通りが積水ハウス通りになったと、かつて地場デベロッパーが嘆いていたのを聞いたことがある。


その浄水通りをさらに南へ200メートルほどいった右手には、旧・キッチンハウスがあったが、これも積水ハウスが購入して建物を解体、更地にしたのが一昨年の夏だった。
そのため、途中にある福岡市中央消防署が天神に移転すると、跡地は入札となり、また積水ハウスが買うのだろうなと思いながら、浄水通りを散策したのが一昨年の10月。


ところがこのキッチンハウス跡地、積水ハウスは分譲マンションを建てないようだ。

広島にあるユウベル㈱が、結婚式場を建てる。
工期は今年7月、竣工は平成30年3月を予定。

敷地300坪余りに建てる結婚式場は、鉄骨造りの地上2階建て、高さ14メートルの建物。
設計は東京の、㈲田中英介デザイン事務所。
施工は、積水ハウス福岡マンション事業部。
仮称・Wグランラセーレ浄水、となる。


上の写真は、浄水通りの、小城羊羹村岡総本舗福岡店

福岡市中央区の大手門では、坪単価・・・万円、白金では・・・万円だそうな。

福岡市の中心部では不動産の動きが鈍くなっている。
これは価格が上がり過ぎ、また建築費も高止まりしているため、仮にマンションを開発しても、採算が取り難くなったことが挙げられている。

中央区の大手門に73坪のコインパーキングがある。
奥行きよりも道路沿いが長い、長方形の敷地。
デベロッパーには人気あるエリアだが、売りに出た価格は坪364万円。
事情通によれば、250万円が相場で、かなり高いということで関心を寄せる向きはなかったようだ。

個人的な印象だが、このコインパーキング、昭和通りと長浜通りを結ぶ筋の途中にあり、周辺よりもかなり高い駐車料金だったはずで、以前駐車しようとして、値段を見てビックリしたので、そのままバックして、魚市場西側に西武ハウスが持っている有料駐車場に入りなおした記憶がある。

不動産オーナーは、関東あたりの不在地主で相場がわからないのか、土地が無い今だからまだ売れると高をくくっているのか、それとも売る気はないのか、ひょっとしたら応相談というシロモノなのだろうか。

また同じ中央区で、西鉄薬院駅の東、城南線の南側の白金に、100坪未満の土地がある。
売りに出ている価格は2億3000万円というから、坪単価は230万円。
この物件は通りをはさんだ向かい側が商業地区で、該当物件は300%の住居地区だという。

だが建っている木造アパート、無人ではない。
1階では店舗が営業しており、2階には一人暮らしの高齢者。
立ち退き費用を考えると、金額がどこまで膨らむかわからず、手を挙げる業者はいないようだ。

不動産業界は売買する物件がないと成り立たない業界。
こうしたイワクつきの物件が噂になるということは、いよいよ不動産バブルが縮小し始めたということだろうか。

悪あがきのリッツ

先日、福岡県民新聞編集部宛にタレコミ文書が届いた。
どうやら㈱リッツ(福岡市博多区住吉2-16-36 代表者田中充氏)関係者のようだ。

㈱リッツは、債権者から第三者破産を申し立てられ、3月7日に破産が確定しており、6月8日の債権者集会に向けて債権を確定するための調査が進行中。
中身は?というと、債権者10人の大半が関係する企業に対するもので、この企業が行なっていた事業の不備を批判するものだったが、文書の日付は約1年前の平成28年2月、おまけに書かれている事柄は既に解決済みの話。

どこから見てもこの文書、㈱リッツの関係者が流した様子がアリアリ。
㈱リッツの資産を勝手に処分したことが、これで正当化できると思ったのだろうか。

光建設工業~新社長就任

鋼構造物工事とメタルビル建築で知られる光建設工業㈱は、事業のさらなる進展を図るため、取締役会長に就いた羽野徹氏に代わり、新たに南部国広氏が代表取締役社長に就任した。

光建設工業㈱
福岡県糟屋郡篠栗町和田1047-5
代表取締役社長 南部国広
取締役会長   羽野 徹

住みたい街ランキング第1位~糸島市・人口が減る?

「住みたい街ランキング」第1位の糸島市は、残念ながら「住んでよかった街ランキング」では第12位にランクを落としている。

ある証券会社がまとめた資料によれば、2035年・平成47年の糸島市の人口は8万7000人を予想、今年3月2日の糸島市役所の公式発表では10万0312人だったから、1万3000人余りが減るということだ。

同じ資料によれば、福岡都市圏で18年後まで人口が増え続けているのは、大野城市、那珂川町、志免町、粕屋町の4つの自治体だけで、福岡市も現在の155万人から147万人に減少するとなっており、糸島市が無策というわけではないのだが、「住みたい街ランキング第1位」と評価されただけに、逆に行政サイドの取り組みの拙さが表面化しているかもしれない。
以前聞いた話しの中には、福岡に比べると水道料金が高いという点があった。

いずれにしても、インフラ整備がやはり一番の問題なのだろう。
前々回でも記載したが、JR新駅舎建設に15億円を投資する計画だが、JR九州に対しては、さらなる提案を行なっているようだ。
筑前前原駅から2駅先の加布里駅まで複線化を進め、間にある美咲ヶ丘団地居住者の利便性をより高め、そして加布里駅地区の再開発を図るというものだ。

50億円を投資して、体育施設の統廃合を進めるよりも、こっちのほうが糸島市民にとってはいいような気がするのだが、どうなんだろう。

因建設~新社長 就任

「土壁と檜の家」を標榜、伝統的な和の住宅を建築するため、自社で左官や大工職人を育て上げている因建設㈱(福岡県粕屋郡粕屋町江辻68-2)は、さらなる発展を期して、因善一氏が代表取締役会長に就き、新たな代表取締役社長には因善嗣氏が就任した。

因建設㈱
代表取締役会長 因 善一
代表取締役社長 因 善嗣

住みたい街ランキング第1位~糸島市・体育施設統廃合計画

住みたい街ランキング第1位の糸島市は、前原市、志摩町、二丈町が合併して出来ただけに、公共施設は多い。
当然、同じような施設は耐用年数がきて建替える際に、統廃合が実施されているはずだが、今回の大型予算案の中でも、施設の統廃合と運動公園整備で50億円もの投資を予定しているのが、体育施設の統廃合だ。

なんと豪勢なことよ!と思われるかもしれないが、これは投資した金額の40%が国から交付金として戻ってくる合併推進債を財源に当て込んでいるため。
糸島市運動公園整備計画(案)によれば、廃止の予定に挙がっているのが、志摩体育館、曽根体育館、立花運動場、多久野球場、雷山運動広場の5つの施設。

代わりに整備される運動公園が、糸島市のほぼ中央、平原歴史公園の近くにある、雷山運動広場。
ここに、バスケットボールコート2面が取れるメインアリーナおよび武道場2面を併設、2階には232席×2、計464席のの観客席とトレーニング室を完備した、約7000㎡の多目的体育館を建築、さらにこの周囲に公園児童公園、グランドゴルフ場、屋外スポーツスペースを整備する。
平成34年度末までの完成を目指したい考え。

難点があるとすれば、現在野球場として使用されている多久野球場が、地区の高齢者のグランドゴルフ場としても利用されていることで、多久から雷山運動公園までは相当の距離があるため、高齢者にはそれなりの負担がかかるという点。
しかし、多久野球場は市が民間から借り上げており、コストがかかっている点を考慮すると、仕方のないところではありそうだ。

さらに続く

「アップルストア福岡天神」移転?~その後!

「国内5番目の直営店舗として、また初めてのワンフロア店舗としてオープンした「アップストア福岡天神」店も、10年余りが経過し手狭になったため、今度新しく天神西通り沿いに建築されるビルに移転するようだ」と、この欄で掲載したのが昨年の8月4日だったが、ようやく具体的なスケジュールで動き出したようだ。

移転するのは、現在地から西通りを北に約50mほど上った、アバクロンビー&フィンチの隣にある駐車場で、新しくビルが建築され、移転する。

当然、新築後の移転であるため、竣工までには1年以上を要するだろうから、新店舗での営業もその後になるだろう。

また現時点で、ここをアップルが購入して、自社ビルを建てるのか、それともこのビルにテナントとして入居するのかまでは、不明。

判明次第、追報いたしますので、お待ちあれ。

住みたい街ランキング第1位~糸島市

福岡市西部に位置し、北は玄界灘に臨み、南の背振山系で佐賀県と接している糸島市は、平成22年2月前原市と志摩町、二丈町が合併して出来たもので、福岡市中心部からは電車で30分以内、車でも都市高速道路を使えば、30分もかからないだろう。
海、山、川の自然に恵まれ、花や果実、野菜はもちろん、糸島豚、糸島牛などのブランド肉もあり、魚介類もひじょうに豊富。

2年ほど前に、旅雑誌の「福岡ウォーカー」が「福岡県内の住みたい街」を調査したところ、天神や西新を抑えて、糸島市が堂々の第1位に選ばれたのは、自然がたくさん残っており、住んでみたらさぞかしいいところだろうな、という都会の住人の希望が結果に現れたものだ。
残念ながら、「住んでよかった街」ではなかった。
まだ住んでみたことはいないが、住んでみたらいいところなのだろうな、ということ。
「住んでよかった街」ランキングでは第12位。

ところで平成22年時点で9万8440人だった人口は徐々に増加し、5年後の同27年3月末日段階で9万9877人となり、半年後の9月末時点に10万0029人を記録、10万人越えとなった。
ちなみに、今年3月2日の糸島市役所の公式発表では10万0312名。

この糸島市が、新市庁舎建設に60億円、運動公園整備に50億円、またJR新駅舎建設に15億円、合計すると125億円の大型投資計画を発表した。

新市庁舎は現在地に建設するもので、現庁舎の1.6倍となる1万4000㎡の規模となり、平成36年度中の完成を目指す。

また永年の懸案だったJR新駅舎は、波多江駅と前原駅の間に建築されるもので、新駅予定地前では区画整理事業が進行中で、平成31年春の開業を予定している。

続く

不動産業のリッツ~破産確定

債権者から第三者破産を申し立てられ、2月9日に保全命令が下されていた不動産業の㈱リッツ(福岡市博多区住吉2-16-36代表者田中允氏)は、3月7日に破産が確定した。
3月15日に破産手続開始決定の通知となり、債権者集会は6月8日が予定されている。

田中允代表は連絡が取れない状態で、陰のオーナと目されている先代の妻の行武吉江氏と、吉江氏の実子の坂口大揮氏には、リッツの所有不動産を勝手に売買したとして、損害賠償請求が提訴されるものと予想されている。
このため田中允氏、行武吉江氏、坂口大揮氏の今後の対応と、吉江氏が代表を勤める飲食店の㈲ハートプロダクションや、リッツの本店ビルがどうなるのか、注目が集まっている。

篠栗町に大型住宅団地計画

粕屋町を走る「福北ゆたか線」といわれても、沿線の方々以外はピンと来ないかもしれないが、博多駅から吉塚駅、桂川駅を経由、さらに新飯塚駅、直方、折尾駅を経て、黒崎駅に至る路線の愛称が「福北ゆたか線」で、このうち、吉塚駅から桂川駅まではJR九州の正式呼称でいくと、篠栗線。

この篠栗線は粕屋町と篠栗町を貫き、JR九州管内営業路線唯一の黒字路線といわれているが、粕屋町にとっては人口増の大きな利点となっているものの、篠栗町は利用し切れていないのか、人口は逆に減少している。

人口が増えるということは、道路や上下水道などのインフラ整備で町の支出は増えるけれども、町全体の活性化に繋がるだけに、人口を増やす政策は自治体にとって必要不可欠のもので、篠栗町はこれまで町民をいかに増やしていくかという意識に欠けていた気配がある。

しかしどうやらここに来て人口を減らさないこと、そして維持していくことについて、町全体が考えを改めたようで、乙犬地区の一部で調整をはずして、約60戸ほどの面積を住宅地に転換することを許可したようだ。

また篠栗地区の旧採石場跡地では、その後に建設残土処理場として機能してきたが、埋め立ても終わり、新たに300戸内外の住宅地に生まれ変わる計画がある。

津波黒・高田地区では食品企業の進出も予定されており、篠栗町はこれから大きく姿を変えていくかもしれない。


 

九州みらい建設グループ~7社体制へ

新しい建設業のあすを切り拓くため、㈱北洋建設(福岡市)、松島建設工業㈱(長崎市)、三ツ矢建設㈱(熊本市)、扶桑建設㈱(佐賀県大町町)、西釜建設㈱(鹿児島市)の5社が、平成27年4月設立した㈱九州みらい建設グループ(福岡市、脇山章治社長)は、このたび㈱楢崎建設(福岡県糸島市)と㈱根井工務店(宮崎市)の2社を加えて、7社体制となった。

グループ各社はそれぞれの地域において、共通の経営理念である「コンストラクション・フロンティア」を掲げ、「課題解決九州№1」を目指し、新しい建設業のあり方を推進していくようだ。

小郡市・新体育館候補地~5ヶ所

4月に市長選挙を控えている小郡市は、立候補を予定している現職の平安市長によって、突然とも感じられる新体育館建設計画が、1月に発表された。

周辺整備を含むこの新体育館建設計画は、予算が40億円前後で、小郡市にとっては久しぶりの大型物件計画だけに、地元建設業界が喜んでいるのはいうまでも無い。

建設予定地は現在地での建替えを含め、小郡市内に5ヶ所の候補地が発表され、それぞれの予定地は選挙に向けて、後援会組織拡大に熱が入るのは当然だろう。

ところで4期目を目指す現職の平安市長は、過去2回の選挙が無投票で市長に就任しているだけに、急遽、福岡7区選出の現職代議士を飛び越えて、引退はしているが今でも自民党内に隠然たる勢力を持つ古賀誠氏を訪れ、建設資金の半分、20億円の予算獲得を依頼したとの噂を聞く。

人口減少が続いている日本国内では、既に箱物行政の失敗を多くの自治体が経験しており、予算が確実に取れる保証は無いのが実情で、その道のプロは手形が不渡りになることを恐れている。

続・九州建設~徳倉建設傘下へ

徳倉建設㈱(名古屋市中区錦3丁目13-5 代表者徳倉正晴氏)は、名証2部単独上場の総合ゼネコン。

昭和22年4月21日に宝土建㈱として設立されたもので、同24年2月現商号に変更、同37年5月名古屋証券取引所に株式を上場しており、東京や大阪など全国に支店を展開、昭和57年10月には福岡営業所(現・九州支店 福岡市博多区博多駅前3-7-1 葵ビル501)を開設、海外にも積極的に進出し、南米や中米、東南アジアにも事業所を開設している。

平成28年3月期の連結売上構成は、建築事業244億0714万円、土木事業178億6694万円。連結売上422億7408万円で最終利益3億1100万円となる。ちなみに単独では、売上296億2100万円で、最終利益は約8846万円。

九州建設~徳倉建設の傘下へ

近年の業績回復は著しく、福岡地区Aクラスの規模を誇っているゼネコン、九州建設㈱(福岡市博多区、得丸正英社長)は本日、名証二部上場 の徳倉建設㈱(名古屋市、徳倉正晴社長)の傘下に入り、新たな一歩を踏み出すことになった。

産業廃棄物収集運搬業~許可取消

福岡県は、下記の業者が許可を受けずに産業廃棄物の保管を行なった事実を元仁したとして、産業廃棄物収集運搬業の許可の取消処分を行なった。

【行政処分対象者】
対象:㈲成尾
代表:成尾尚雄
本社:糸島市美咲が丘2丁目12-6
許可内容:
産業廃棄物収集運搬業
積替え、保管を含まない
許可番号:
04000079526
処分内容:
産業廃棄物収集運搬業の許可の取消処分
処分年月:
平成29年2月16日
処分理由:
①㈲成尾が、糸島市有田826-4の事業場において、許可を受けずに産業廃棄物の保管を行なった事実を現認した。
②㈲成尾は、平成26年12月26日から平成28年8月10日までの間に、計13回にわたり、排出事業者から運搬の委託を受けた産業廃棄物の積替えおよび保管を同事業所内で行なったことを認めた。

【企業概要】
社名:㈲成尾
代表:成尾尚雄
業種:産廃収集運搬業、建物の解体工事業
設立:平成13年7月
資本金:300万円
社員:4名


写真はイメージです。

詐欺師に騙された?~金融機関が提訴~第三弾

金融機関が貸金返還請求しているこの裁判、2月23日に判決が福岡地裁久留米支部で言渡される。

前2回で報じたように、おそらく金融機関が勝つだろう。
だが貸金を回収することは出来ない。
すでに資金は不動産に姿を変えて、第三者の手に渡っているのだから。

金融機関にできることといえば、県外企業代表者が所有する資産を差し押さえ、連帯保証人である実母の所有不動産を競売に出し、処分できた金額で矛を収めるだけ。
仮にサービサーに債権を売却しようとしてもおそらく10%程度、ひょっとしたら5%だろうというのが、事情通の意見だ。

もう一度、お金の動きと、不動産の動きを時系列に並べてみよう。
こうすると、誰が一番得をしているか、一目瞭然!

登場人物は次の通り。
A.県外企業代表
B.県外企業代表の母
C.県外企業に入り込んだ偽名財務部長こと福岡の経営コンサルタント会社社長(同一人物)

登場する不動産は、
D.久留米市西町の土地・・・花畑
E.久留米市本町のビル・・・本町

時系列に並べると
平成26年11月 4日 県外企業代表が、花畑の土地を購入する目的で、金融機関から5000万円借入
平成26年11月 5日 県外企業代表は、花町建物の建築資金の目的で、金融機関から1億5000万円の追加融資を受けた
平成27年 8月10日 県外企業が、本町ビル購入、佐賀共栄銀行から極度額1億8400万円で資金借入
平成27年10月30日 花畑プロジェクト用資金2億円の返済期日
平成27年12月21日 金融機関は、県外企業代表母の名義不動産を差押え
平成28年 4月12日 民事調停
平成28年 5月10日 県外企業から、偽名財務部長経営コンサルタント会社に、本町ビル所有権が移転
平成28年 7月26日 特定債務調停申立

第一弾で報告したように、金融機関は融資額の20%増しで極度額を設定していたから、極度額1億8400万円から実際の融資額を算定するには、極度額を1.2で割り算すればいい。
そうすると約1億5300万円。

ここから先は、想像。
平成28年5月初め、県外企業代表者の代理として銀行折衝を任されていた偽名財務部長の手元には、金融機関から建築資金名目で借り入れた1億5000万円があった。
平成28年5月10日、この1億5000万円を佐賀共栄銀行に返済し、本町ビルの根抵当権を解除、偽名財務部長が経営するコンサルタント会社に本町ビルの名義を変更した

県外企業代表者は、借金を背負うだけで何のメリットも無いではないか、それでよく納得したな、という突込みが入りそうだが、詐欺師と被害者の関係は、外からはわからない。
外から見ると、騙されているのがよくわかるのだが、被害者は見えていない。
 

詐欺師に騙された?~金融機関が提訴~第二弾

先月10日の記事、「詐欺師に騙された?~金融機関が提訴」の続報。

まず、県外企業代表名義で借り入れた金額は2億円だった。
最初に土地代金として5000万円を借り入れ、決済後直ちに建築代金1億5000万円の融資を受けた。

偽名の財務部長と金融機関に帯同した北九州のゼネコンが見積もった10階建て、27戸の賃貸マンションの建築費用は3億1536万円だった。

だが偽名の財務部長の言い訳に寄れば、「いざ工事という段になって、隣接する貸家の住民から日照権問題で訴えられ、着工できなかったが、調停により、新たに建築する27戸のうちの1つを住まいとして提供するという合意を交わし、ようやく日照権訴訟は取り下げられた。」

これで障害がなくなったのだから素直に着工すればいいはずだが、偽名財務部長は金融機関に「調整がつくまでもう少し待ってください」といい続けていた模様。

金融機関のその後の行動。
平成27年10月30日 返済期日
平成27年12月21日 仮差押
平成28年 4月12日 民事調停
平成28年 7月26日 特定債務調停

ところで、金融機関から2億円を借りた県外企業代表は太陽光発電システム販売の会社を経営しているのだから、その企業に差押さえでもすればいいじゃないか、と思われるかもしれないが、代表個人で借りているお金だから、会社とは別物で手が出せないらしい。

偽名財務部長はこの点も重々ご存知だったようだ。

だから、マンションを建築して家賃収入が入るようにならないと、借り入れ返済の原資が出来ない、というのが偽名財務部長の言い分。

ところで、保証人は県外企業代表者の実母の様子で、当然ながら偽名財務部長ではない。
保証人が2億円の保証能力でも持っていたらいいのだろうが・・・、期待薄だろう。

旧・雇用促進住宅 竹下宿舎

おそらく福岡の住民だけかもしれないが、竹下駅といえば、アサヒビール園と沖学園だろう。

その竹下駅前商店街の東側、アサヒビール園のすぐ南側に、旧・雇用促進住宅の竹下宿舎が5棟あり、その後2棟解体されて、現在は3棟が建っている。

お国の政策で、全国にある雇用促進住宅は平成33年までに売却される予定で、この竹下宿舎も売却のため、先月1月20日入札が行なわれた。

敷地3400坪、最低入札価格1億2400万円。

今でも数戸に住んでおられる方があり、また竹下駅前の通りからは進入道路が少々狭いという難点はあるものの、居住されている方々も3月末では退去されるだろうし、道路幅も行政と話し合えば何とかなるはずと思い、知人は是が非でもここを買収し、戸建住宅団地を造成し販売する考えで、3億2000万円の札を入れたそうだ。

2億円増しだったら、いくらなんでも落札できるだろうと期待しつつ落札結果発表を待った。

ところが、落札したのは中央区の投資用マンション開発業者だったそうな。
落札価格4億1200万円。

このデベロッパーが自社でマンションを開発するのか、共同で行なうのか、それとも建物を解体後に転売するのか、少々不明だが、アサヒビール園や沖学園が移転でもしようものなら、竹下駅を少し東側にずらして、九大学研都市駅やら、千早駅のような再開発が出来ないものかな、と思うのだが。

上村建設~西支店が移転

福岡市を中心に、久留米や北九州、福津、そして鳥栖に営業網を展開し、土地オーナーの賃貸マンション経営を全面的にサポートしている上村建設㈱(上村秀敏社長)は、このたび西支店を発展著しいJR九大学研都市駅前に移転する。

営業開始:2月1日(水)
新住所:福岡市西区北原1丁目9-20
アンソレイユ1F
姪浜方面より、
国道202号線・唐津街道からは北原西交差点を左折。
国道202号線・今宿バイパスからは徳永交差点を右折。

TEL:092-807-5515
FAX:092-807-5517
なお、番号は従来通り。

JR久留米駅前再開発事業で高齢者向け住宅?

5年前の新幹線開業を機に、JR久留米駅東口で再開発事業の目玉として、35階建、297戸の分譲マンション「ザ・ライオンズ久留米ウェリスタワー」が大成建設により完成したが、今度はそのマンションの道路を挟んだ北側の第二街区で、35階建の分譲マンションと13階建高齢者向けマンションを開発する計画が、昨年末発表された。
建物の1・2階には地権者を含む店舗が入居し、低層階建物にはミニ医療モールも開設する模様で、総工費は220億円だという。

ところが、久留米地区は一昨年来、分譲マンションの開発がひじょうに活発で、西鉄久留米駅の近隣、花畑駅の近く、そして中心部の六ツ門周辺では供給過多の状態に陥っており、地場や大手を問わず、デベロッパー各社は販売で苦戦している。
超高層マンションの事業主体がどのデベロッパーなのか不明だが、共同企業体となるのは確実。
ゼネコンは竹中工務店。

もう一つ懸念材料がある。
サービス付き高齢者住宅として建設される低層階マンションのことだ。

大部分が売れ残り、最終的にバルク販売されるのではないか、当初の建築費の10%程度の値段で大手が手に入れることになるだろうと語る関係者もいる。

ホテル新築2棟と増築1棟~福岡

一昨年来、ホテル建築が活発な福岡市内では、2月と3月にホテルが新たに2棟、さらに増築が1棟計画されていることが判明した。

まず2月に着工が予定されている11階建てのホテルは、仮称・ホテルユニゾ博多駅前で、開発するのはユニゾホテル㈱(東京都中央区八丁堀2-10-9 小崎哲資社長)、住所は福岡市博多区博多駅前3丁目6-7、住吉神社の東側、設計は㈱大建設計、建てるのはおそらく東急建設。

また3月に予定されているのは、14階建、275室の、仮称・駅南2丁目ホテルプロジェクト、開発するのはもともと旅行代理店である、㈱ホワイト・ベアファミリー(大阪市北区豊崎3-14-9 近藤康生社長)で、所在地は福岡市博多区博多駅南3丁目2-4、筑紫通り沿いにある福岡県信用保証協会の南隣り、設計は㈱サンユニオン、建てるのはおそらく博多駅南のゼネコン。

そして増築が計画されているのは、仮称・ベニキアカルトンホテル福岡天神別館(福岡市博多区清川1-14-15)で、設計は新生設計㈱、経営しているのは㈱カルトンマネジメント(福岡市中央区清川1-14-15 金顕泰社長)。


 

詐欺師に騙された?~金融機関が提訴

再開発事業がほぼ完了した久留米市花畑地区、西鉄花畑駅から北に300mと離れていない約200坪の土地を巡って、所有者と金融機関が争っている。
どうやらこの金融機関、詐欺師に騙されたようだ。

不動産全部事項証明書、一昔前の不動産登記簿によれば、不在地主が持っていたこの土地を、金融機関から融資を受けて県外企業代表者が購入したのは平成26年11月4日だった。
西鉄花畑駅から近いとはいえ、旧花街だったこのエリア、坪単価は30万円程度といわれている。
ところが金融機関が同日設定した根抵当権の極度額は3億5600万円。

通常金融機関は査定額の20%増しで極度額を設定するといわれており、逆に言えば極度額の80%程度で融資を実行すると聞いていたので、これから換算すると、金融機関は県外企業代表者に少なくとも2億8000万円余りの資金を融資したということになる。
土地代は約6000万円だったから、2億2000万円余りを余分に貸し付けているということだ。

オーバーローン。
金融機関は建築代金も一緒に融資したということなのだろう。
しかし一般的に金融機関は、土地代金は融資するが建築代金までは融資しない。

なぜか。
今回の事件のようになるからだ。

県外企業代表者は、10階建、27戸の賃貸マンションを平成27年2月に着工するという、建築予定標識を前年の12月5日現地に設置したが、近隣住民が日照権をたてに反対運動が起きたという理由で着工されず、結局今に至るまで、土地はロープで囲われ、更地のまま放置されている。

どうして、こういうことになったのか。
金融機関と融資について交渉したのは県外企業代表者ではない。
同社に財務部長として、偽名で入り込んでいた人物。
その人物が、北九州市内のゼネコンの責任者を複数回帯同し金融機関と折衝、ゼネコンは既に決まっており、あとは工事にかかるだけという点を、言葉巧みに持ちかけ、信用させたようだ。

おそらくこの偽名の財務部長、最初から建築するつもりは無かったのではないか、金融機関にオーバーローンを組ませて融資を一括で引き出し、差額を流用する腹つもりだったのだろう。
当然、金融機関が提訴してくるのは想定内であり、対応策も万全だろうから、金融機関が勝訴できる可能性は低いのではないかというのが、半世紀近く情報畑の第一線で活動してきた事情通の見立てだ。

詐欺師は怖い。

株式会社ありたや福岡支店移転

管材商社でTOTOの代理店である、㈱ありたや(大分県大分市牧1-1-1 代表野口善市氏)の福岡支店(取締役支店長工藤修三氏)が、12月1日付けで下記に移転した。

新住所 福岡県糟屋郡粕屋町仲原字扇1797-9
TEL   092-710-5387
FAX   092-710-5352
移転日 平成28年12月1日

新しい支店社屋は旧国道201号線沿いの交通の便が良い立地にあり、利便性が良く、今後の発展が期待されている。